大阪市天王寺区の髪を大切にするサロン
             

Hair Science
ヘアサイエンス

●頭皮と毛髪

◎頭皮&毛包の周辺

毛髪は、頭皮から表面に出ている部分を毛幹といいます。

そして毛母細胞で細胞分裂が活発に行われ、徐々に成長し角化しながら上へ上へと押し上げられて伸びていきます。

毛幹部分では無核の状態ですので、死んだ細胞と言うことになります。

皮膚は大きく三層に分けられ、表面から表皮・真皮・皮下組織となり、健康な肌(頭皮)は、適度に潤い、みずみずしく弾力ががありしなやかです。

表皮上で汗腺から分泌される水分と皮脂腺から分泌される皮脂とバランス良く混ざり合って、モイスチャーバリヤー(潤いの膜)を形成します。

●毛幹の三層構造

毛髪は3つの層からできており、外側からキューティクル(毛表皮)、コルテックス(皮質)、メデュラ〈毛髄質〉と呼ばれています。
キューティクルは硬いタンパク質で出来ており、毛髪の表面を保護しています。

毛髪にツヤがあるのは、このキューティクルが正常で完全に閉じている状態だからです。

ツヤが無かったり、ザラザラするのはキューティクルが欠けていたり、はがれたりしているからです。

次にコルテックスには皮質細胞と細胞間充物質があり、毛髪の弾力やメラニン色素の量、水分コントロールによるしなやかさなどの役目をしています。

そしてメデュラは毛髪の芯になります。

●髪の一生(毛周期 ヘアサイクル)

毛髪は永遠に伸び続けるのではなく、ある程度活動(成長)を続けたあと自然に脱毛し、また同じ毛穴から次の毛髪が生えてきます。

この周期のことをヘアサイクルといいます。ヘアサイクルは、成長期→退化期→休止期→脱毛→発毛期というように繰り返されます。

毛髪の成長期は、男性で3〜5年、女性で4〜6年くらいといわれ、その後退化期が約1ヶ月ほど、休止期が3〜4ヶ月ほど続きやがて自然に抜けていきます。

そして休止期の終わり頃になると、新しい毛髪の発生が毛乳頭でおこなわれます。

●毛周期と成長速度

・毛髪は男性3〜5年・女性4〜6年で一日に0.35〜0.40o一月で 11,4o伸びます。

・ひげは2〜3年で一日に0,38o一月で10,5〜12,0o伸びます。

・腋毛は1〜2年で一日に0,23o一月で6,9o伸びます。

・陰毛は1〜2年で一日に0,20o一月で6,0o伸びます。

・眉毛・まつ毛は3〜5年で一日に0,18o一月で5,4o伸びます。


●毛髪の自然脱毛

 毛髪の成長期毛は全体の85%くらいといわれ、一方退化期から休止期(抜けるのを待っている毛髪)は全体の10〜15%ほどです。

 日本人の場 合毛髪の総本数約10万本といわれていますので、その10〜15%(100,000÷10〜15%=10,000〜15,000)の1万〜1万5千本は3〜4ヶ月ほどかかって抜けますので、1日平均で約100本が自然に抜けていることになります。

 ヘアサイクルを5年として考えてみますと、1日平均約55本となり、
生理的におこる自然脱毛の数は1日あたり50〜100本程度と考えられます。

 個人差もあり、外部からの影響や体調によって多少左右されますが、この範囲であれば心配はないといえます。

@毛根の形がマッチ棒のように膨らんで付着物がありません。

異常脱毛
脱毛には、生理的な自然に起こる脱毛(自然脱毛)以外に病的に起こる異常脱毛があります。
異常脱毛には内因性や外因性のものがあり、その中にもさまざまなタイプのものがあります。
一般的に分類すると〈休止期毛〉の異常脱毛として、「男性型脱毛症」「産後の抜け毛やダイエットによる脱毛症」などがあり、また〈成長期毛〉の萎縮による異常性脱毛には、「円型脱毛症」や「圧迫による脱毛」「薬剤(抗ガン剤など)の副作用としての脱毛」などがあります。

A円形脱毛症
突然に円形または楕円形に脱毛し、重度の場合は頭全体や全身の毛が脱毛することもあります。
原因は自律神経失調症やアレルギー説などがありますが、ストレスや神経系統の異常など精神的な要因が深く関係していると考えられています。
脱毛した毛根は、異常に萎縮しています。
皮膚科の専門医にご相談されることをお薦めいたします。

B男性型脱毛症
何らかの原因によって毛髪の成長期が短くなり、長く伸びなくなります。
そして細く短い毛髪が脱毛していきます。
ヘアサイクルが短くなっただけなので、毛根は棍棒状になっていますが、5〜6p以内で毛先が自然に細くなっています。
男性に多く、若はげといわれるものがそれです。
育毛剤などで血行を促進させることが第一です。

C粃糠性脱毛症
脂漏性脱毛症と同様に、フケに起因する脱毛症です。
乾性のフケと非常に深い関係があり、頭皮が乾燥することによって、毛髪の頭皮に対する固着力が低下し、ブラッシングなどで力がかかると簡単に抜けてしまいます。
毛根に未角化の一部がシッポのように付着しているのが特徴です。
脱毛した毛髪の3/1以上がこのような場合、専門医へご相談されることをお薦めいたします。

D脂漏性脱毛症
毛髪が密集している頭部には皮脂腺、汗腺が多いため油っぽくなりやすいのです。
そのため不潔にしていると、微生物が繁殖し皮脂腐敗物になり、フケが発生して頭皮が炎症を起こし脱毛しやすくなってしまいます。
この場合毛根の周囲に白い皮脂が付着しているのが特徴です。
日常の手入れとして、殺菌剤入りのフケ防止シャンプーやリンスが効果的です。

●頭皮の状態
 
 薄毛・脱毛による経過は遺伝体質にくわえ、多様化社会によるストレスの蓄積や食生活の乱れ、そして化学合成製品の多用(シャンプー剤を含む)などが、ホルモンバランスの乱れや血行不良などの原因となり、しだいに薄毛・脱毛へと進行していきます。
 
 遺伝体質による頭骨の形や精神バランス、化学合成品類の皮膚への刺激などが血行障害の原因となり頭皮の老化や弾力がなくなっていきます。
 
 老化し弾力がなくなった頭皮は、毛穴を小さくし、浅くなり毛髪も細くなり、また皮脂腺から分泌された皮脂が毛孔内部に充満し毛根部へ進み、頭皮からの酸素や、養毛料などの浸透がしずらくなります。

 また毛根部に充満した皮脂に含まれる酵素と男性ホルモンが結合すると、より強力な男性ホルモン作用をあらわし細胞分裂を阻害し、薄毛脱毛へとなります。

●白髪

 どうして白髪になるのかは、いまだ解明されていません。
 
 現在考えられる原因には、遺伝・加齢(老化)現象・ホルモンのバランス・ストレス・栄養障害などがありますが、最近では食品添加物なども関係しているのではといわれています。


◎髪はどうして傷むのでしょう…?

 〇生理的要因
 ・ホルモンバランスの乱れ。
 ・ストレス。
 ・栄養のバランス
 ・ダイエット。  など

 〇環境的要因
 ・日光(赤外線・紫外線)。
 ・プールなどの塩素。
 ・大気汚染。
 ・海水・潮風。
 ・温度・乾燥(空調など)。

 〇日常のお手入れ
 ・ブラッシング。
 ・ブロー。
 ・シャンプー。
 ・タオルドライ。
 ・ドライヤー。
 ・ホットカーラー。
 ・カット。  など

 〇化学的要因
 ・ブリーチ。
 ・ヘアカラー。
 ・パーマ。  など

●キューティクルのようす。

@健康毛

 キューティクルの表面が滑らかで、規則的なパターンを示し、丸みをおびています。
 
ツヤがありクシ通りもよい髪です。





Aやや傷んだ髪

 キューティクルの先端が少し欠けてギザギザし、間隔が不規則です。
 
ブラシなどによる軽い傷がみられます。
 
手触りが悪く、ヘアスタイルが落ち着きません。





B傷んだ髪

 キューティクルが部分的に剥離、脱落して間隔が著しく不規則です。
 
ブラシなどによる深い亀裂がみられ、このようになりますとツヤもなくなり、傷みは加速度的にひろがります。





Cかなり傷んだ髪

 キューティクルがほとんどなく、コルテックスが露出しています。
 
髪の毛がパサツキ、まとまらなくなって、枝毛、切れ毛がとても多くみられます。

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